空調ダクトクリーニング | エアコンクリーニング | 厨房ダクトクリーニング |
- 空調ダクトとは何ですか?どこにあるものですか?
- 建物の中の冷暖房空気を送る風導のことです。主に目に付かない天井内に設置してあります。
- どうしてダクト内をクリーニングする必要があるのですか?
- 使用して時間が経過するとダクト内に粉塵などが堆積し、空調運転時に吹出口より噴出、飛散することになり、室内の居住者に健康被害を引き起します。
- ダクト内の汚れの成分は何ですか、有害物質は含まれるのですか?
- ダクトの使用状況によって異なりますが、主に室内に存在するチリ、ホコリまた 外部から侵入する微細土砂などです。それらに混じって細菌、真菌など微生物が繁殖 しているものと考えられます。
- どんな方法でダクトを清掃するのですか。
- 一般的には機械で清掃しますが、ダクト内を叩いたり擦ったりして粉塵を剥離し、 大きな集塵機で吸引します。
- ダクト清掃するために特別に準備することや、建物の使用を中止する必要がありますか?
- 空調設備が停止している必要がありますが、建物の休止している土日あるいは夜間など、お客様の都合にあわせ作業可能です。また作業箇所はビニール養生など、保護対策を考慮します。
- ダクト清掃しなければならない法的根拠はあるのですか?
- ビル衛生管理法では、極力実施しなさいとありますが、現在はまだ、具体的数値として清掃周期とか粉塵堆積限度とかは法律で明文化されていません。
- どんな形状のダクトでも清掃は可能ですか?
- 清掃ツールとして多くの種類を用いています、小口径丸ダクトや上下する変形ダクトまたダンパーなど障害物を有しても可能です。
- ダクト清掃を実施するためには、費用はどれ位掛かりますか?見積りの資料として何が必要ですか?
- 適用ダクトの面積により金額は算出しますが、使用機械の関係でも異なります。見積りにはダクト平面図があれば尚結構です。
- 金額によってはダクトを取り替えたほうが良いのでは?
- ダクトの経年変化によっては取り替えたほうが良いかもしれませんが、空調ダクトはそれ程損傷が少ないのが一般的です。取替えるには天井解体補修、保温工事など付随工事が多くなるなど、長期の工事期間が必要となります。
- 冷暖房の利きが悪くなってきたのですが、どうしてですか?
- エアコンを長期間使用していますと、熱交換部分に粉塵が堆積して風の通りが 悪くなり、能力が発揮できなくなります。定期的な清掃が不可欠です。
- シーズンの使い始めにかび臭いのはなぜですか?
- エアコンのドレンパン(排水目皿)やフィン(熱交換部)にたまった粉塵は、細菌、真菌(カビ)などが繁殖します。それがエアコンの風によって、室内に拡がっているのです。
- エアコンはどんな方法でクリーニングするのですか?
- 基本的にはエアコンを完全に分解し、熱交換部を露出させ、専用フィン洗浄液にて汚れを除去します。また同時に分解したドレンパンも清掃し、排水溜まりにあるドロドロ堆積物をきれいにします。
- エアコンにはいろんな種類が有りますが、どんな型式でも清掃可能ですか?
- 壁掛け、天井カセット、天吊り型、スポット型などたくさん有ります。また メーカーによっても構造が異なりますが、すべてクリーニングが可能です。
- クリーニングと電気料との関係はどうですか?安くなるのですか?
- クリーニング自体は、熱交換が良くなり仕事を多くこなすので、電流値が高くなりますが、熱負荷を早く吸収するために運転時間が短くなり、電力量が減ります。したがって電気料が安くなります。
- クリーニングには費用がどれくらい掛かりますか?
- 台数、型式によって多少は異なりますが、1台あたり1.5〜2.5万円程度です。詳細は状況を伺って提案させていただきますが、汚れによる機器本体の故障、健康被害に至るようでは大きな損害につながります。
- 厨房ダクトとは何のダクトですか?
- 厨房の調理器具の上にあるフードから排気される風導のことで、燃焼ガスや調理の材料から出る煙などが含まれています。主にファンによって煙突や排気ガラリに導かれ、外部に排出されます。
- ダクト内部の汚れはなんですか?
- 主に油煙に含まれる油の汚れですが、食器洗浄機、炊飯器関連では綿ボコリが多い傾向があります。長期間放置のままでは細菌など、微生物繁殖の元凶ともなります。
- 汚れが進むとどんな影響がありますか??
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1番目に、火元の真上にある為にダクト内に延焼し、火災に繋がるがことがあります。
(油脂分が多いとヒューズが働く前に火が走ります)
2番目に、付着した油脂汚れは栄養素が多く、カビの繁殖など衛生面で問題を引き起こすことが考えられます。また溜まった油はフード下に落下し、調理物を汚す結果ともなります。
3番目に、ダクト内に付着した油汚れは排気能力を著しく阻害し、吸い込み風量を低下させる原因となります。排気ファンも同様ですが、最終的にはファンの損傷に繋がる可能性があります。 - ダクト内はどんな方法で清掃するのですか?
- 現在、油汚れを機械で清掃する優れた工法はなく、手作業で除去するしかありません。より安全で確実な方法として、ダクト作業口を設け目視しながら、スクレーパーで油脂分を除去、洗剤でウェス拭きする清掃が一般的です。
- 厨房の排気としてはどこを清掃するのが適当ですか?清掃周期はどうですか?
- 頻繁に実施する必要があるのは、汚れの多いフード、フィルター、ヒューズダンパーなどで、最小限年1回程度行うのが望ましく、日頃目に付かないダクト、排気ファン、ガラリも、排気能力に直接影響するので、隔年周期毎の実施をお勧めします。
- 厨房施設を休止することが出来ませんが、清掃は可能ですか?
- 排気ファン運転中は難しいですが、停止中の夜間や定休日を利用して施工可能です。清掃範囲が多くても断続的な作業することで対応できます。
- 見積りする際には、どんな資料が必要ですか?
- ダクト平面図があれば早く算出できますが、現場調査で確認の上、出来るだけ汚れている箇所を特定し、重点的に清掃することも良いかと思います。
- 厨房排気設備は誰でも清掃することができますか?
- フードやフィルターなど一部は日常の清掃で可能ですが、ファン、ダクト内は特殊な工具など使用するので、専門技術が必要とされます。